ブレイクアウト 

ブレイクアウト見ました

「ブレイクアウト」は、「フォーン・ブース」「オペラ座の怪人」「ザ・クライアント/依頼人」「フラットライナーズ」のジョエル・シューマカー監督によるサスペンス。ニコラス・ケイジとニコール・キッドマンの初共演も話題になりました。原題の「TRESPASS」は、(家などに)侵入するという意味です。「リービング・ラスベガス」、「めぐりあう時間たち」で共にオスカーに輝いているニコラス・ケイジとニコール・キッドマンの言わずと知れた2大スターが本作で初共演し、初の夫婦役を演じています。押し入ってきた強盗相手に家族を守る為、果敢に立ち向かうカイルをニコラスが熱演。そして、その美しさを武器に強盗犯に心理戦を仕掛ける献身的な妻をニコールが演じています。監督を務めるのは、「バッドマンフォーエバ」、「フォーン・ブース」、「オペラ座の怪人」等数々のヒット作を世に輩出し続ける名匠ジョエル・シューマカー。名匠と二大オスカー俳優がタッグを組み、至高の「シチュエーションサスペンス・アクション」へと昇華させました。

あらすじ

ダイヤモンドディーラーのカイルは、郊外に建てた豪華な邸宅で、妻のサラ、娘エイヴリーと3人で何不自由ないリッチな生活を送っていた。ある日、帰宅したカイルが仕事の準備をしていると、突然覆面武装した4人組が家に押し入ってきた。彼らは「おまえの持っているものをすべていただく」と宣告、ダイヤモンドの入っている金庫を開けるように脅す。しかしカイルには、そのダイヤモンドをどうしても渡せない理由があった。家族の身に危険が迫っているのにカイルは頑として金庫を開けようとはしない。確かに金庫を開ければ皆殺しになる可能性が高いとは言え、その頑なさは普通ではない。やがてついにやむを得ず開けられた金庫の意外な中身を見て事態は急展開をはじめる。次第に強盗たちの間に亀裂が入り始め、助かるチャンスが再三訪れるのだが、それはことごとくうまくいかず、ついに絶体絶命のピンチに立ったカイルたちは全員窮地を逃れられるのか・・・。

案内

「リービング・ラスベガス」「めぐりあう時間たち」で共にオスカー賞に輝いたニコラス・ケイジとニコール・キッドマンの言わずと知れた2大スターが本作で初共演。家族を守る為に強盗に果敢に立ち向かうカイルをケイジが熱演、そして、その美しさを武器に強盗犯に心理戦を仕掛けるカイルの献身的な妻を演じるキッドマン。2人でしか生み出せない、圧倒的なカリスマ性が観る者に息を呑むほどのスリルを与えます。そして監督を務めるのは、「バットマン フォーエバー」「フォーン・ブース」「オペラ座の怪人」等数々のヒット作を世に輩出し続ける名匠ジョエル・シューマカー。名匠と2大オスカー俳優がタッグを組み、至高のサスペンス・アクションへと昇華!ダイヤモンドに秘められた謎、密室に張り巡らされた嘘、そして狂気。偽りと裏切りの連鎖が、想像を絶する結末へと向かいます。それぞれの関係についてミスリードさせる伏線が用意されていて最後まで飽きさせない映画です。

演出

細かい演出が見所です。台詞の一つ一つや、登場人物達の細かい仕草とか画面に映る品物とかに何らかの繋がりが明らかになってくるので、「なるほどね!!」って思える作りになっていますが、出来ればもう一ひねり欲しかった感じもあります。上映時間も97分と、比較的短いので一気に見られる作品だと思います。冒頭で、娘のエイヴリーが友人と車で出かけている途中で、危うく事故を起こしかけるシーンがありますが、それがクライマックスでまた活かされるところは、何となく予想できましたが、流石に演出が上手かったです。ラストの方は、これまで疑いを持っていた家族が信頼を取り戻し、強盗たちと対峙する展開になります。裕福で幸せそうな一家の裏側が、強盗事件を機に明らかになっていく様をスリリングに描いた本作。シューマカーの手腕もあり、楽しめる一作です。

主役

ニコール・キッドマンはやっぱり美しいです。分かり切っていることではあるものの、この作品を観て再認識しました。今回はストレートに綺麗な奥さんの役だったので、化粧もばっちりでそれもあります。一家の長カイルに扮したのは、「ドライブ・アングリー」「キック・アス」のニコラス・ケイジ。ニコラス・ケイジの演技も楽しませてくれます。彼の演技に関してはいつもながらに素晴らしいです。あの、取り乱す感じや、慌てふためく感じなど、やられ役を演じるとホントにピカイチです。共に演技派として様々な映画に出演しているのニコラスケイジとニコールキッドマンですが、共演は意外にも本作が初。ハリウッドを代表する二人のスターが、強盗相手に家族を守るため果敢に立ち向かう姿を描きます。

感想

特筆すべきは主演のニコニコ・コンビの豪華共演ですよね。やはり華があります。ほぼ密室劇なので役者は重要で、もし全く無名の俳優が同じ役を演じていたら、あまり楽しめなかったかもしれません。ストーリーも伏線を張っては回収、張っては回収の繰り返しで、二転三転、四転五転し、先の読めない展開で緊張感があります。ただ、最終的には考えうる限り、一番平凡な真相に帰着してしまうので後から思い返してみると、ちょっと雑なプロットだったかなとも思えますが、観ている間はハラハラしたし、グイグイ引き込まれました。

登場人物

被害宅ミラー家

夫カイル(ニコラス・ケイジ)ダイヤモンド・ディーラー
頑なに金庫(生体認証)を開けようとしない→開けた金庫は空だった。監視カメラの映像からサラとジョーナの浮気を疑う。妻の首飾りを偽物キュービックジルコニアにすり替え、売った金までも物置小屋の壁中に隠す。
妻サラ(ニコール・キッドマン)
建築家 自宅設計
娘エイヴリー(リアナ・リベラト)
反抗期の高校生

強盗団4人組

エライアス(ベン・メンデルソーン)
リーダー。麻薬取引でしくじり組織に18万ドルの借り。カイルの右手首を折り、左腿を撃つ。
ペタル(ジョーダナ・スパイロ)
リーダーの愛人
ジョーナ(キャム・ギガンデット)
弟。報酬1万ドルで兄から18万ドルのブツ横取り手引き。警備会社の担当係として潜入の際、サラにゾッコン。駆け付けた警備員ケリー(デヴィド・マルドナド)を射殺する。
タイ(ダッシュ・ミホク)
監視役。組織のボスに状況報告。

キャスト

  • カイル・ミラー:ニコラス・ケイジ
  • サラ・ミラー:ニコール・キッドマン
  • エライアス:ベン・メンデルソン
  • ジョーナ:キャム・ギガンデット
  • エイヴリー・ミラー:リアナ・リベラト
  • ペタル:ジョルダーナ・スパイロ
  • タイ:ダッシュ・ミホク
  • ケンドラ:エミリー・ミード
  • ジェイク:ニコ・トートレッラ

スタッフ

  • 監督:ジョエル・シュマッカー
  • 脚本:カール・ガイジュセク
  • 製作総指揮:アヴィ・ラーナー 、 ダニー・ディムボート 、 トレヴァー・ショート 、 ボアズ・デヴィッドソン 、 ジョン・トンプソン
  • 製作:レネ・ベッソン 、 アーウィン・ウィンクラー 、 デイヴィッド・ウィンクラー
  • 共同製作:マシュー・レオネッティ・Jr
  • 撮影監督:アンジェイ・バートコウィアク
  • プロダクション・デザイン:ネイサン・アマンドソン
  • 音楽:デビッド・バックリー
  • 編集:ビル・パンコウ
  • 衣裳デザイン:ジュディアナ・マコフスキー
  • キャスティング:ジェシカ・ケリー 、 スザンヌ・スミス
  • 字幕:種市譲二

にこーるきっどまん